ガイドライン工法
 
ガイドライン工法は、耐震性・耐風性を飛躍的にアップさせた施工基準です。
当社は全日本瓦工事業連盟の瓦屋根標準設計・施工ガイドライン適合施工店です。
 

高品質な瓦と優れた施工方法。この二つが揃ってはじめて、安心・快適な瓦屋根ができあがります。
最新の実験データに基づいた「ガイドライン工法」を推奨。そのメリットは、従来の施工法に比べて
耐震性・耐風性が飛躍的にアップしたことです。耐震実験では、阪神・淡路大震災や発生が危惧される
東海大地震クラスの揺れにも耐えることが証明されました。


ガイドライン工法なら 大地震の揺れにも安心。

「地震の巣」と呼ばれる日本列島の現状

太平洋プレートとフィリピン海プレートがぶつかり合う日本列島。私たちはまさに、「地震の巣」の上に
暮らしているといっても過言ではありません。いつ、どこで起こるか分からない巨大地震に備えるため、
瓦屋根もより安全性の高い方法で施工する必要があります。


阪神・淡路大震災クラスの揺れに耐える。

「ガイドライン工法」は巨大地震(震度7)にも耐える耐震工法です。一般の木造建築の場合、地震時に
もっとも揺れの影響を受けやすいのが屋根の一番上の棟部分。こうした部分ごとの耐震実験や実物大の
家屋による振動実験の結果を受け、巨大地震の揺れにも対応できる工法としてまとめられたのが
「ガイドライン工法」です。


ガイドライン工法なら 台風の強い風にも安心。

台風にも安心。強風が吹いても、瓦はズレない、飛ばない。

平成12年、建設省(当時)は全国の自治体ごとに「基準風速」を決め、大型台風下の強風でも瓦が
飛ばされない工事を実施するよう指示しました。この「基準風速」に従って、安全な瓦屋根づくりの
標準施工方法を示したのが「ガイドライン工法」です。

瓦表面に当たる風だけでなく、巻き上げる風圧にも強さを発揮。

瓦屋根の強風対策でもっとも大切なこと。それは風が通り過ぎるときに生じる「瓦を巻き上げる力(内圧)」
です。「ガイドライン工法」では、風が瓦屋根の表面に当たったときの外圧と、持ち上げようとする内圧を
綿密に計算して施工します。

新幹線(250km/h)並みの強風が屋根を直撃!
ガイドライン工法は、そんな激しい台風も想定しています。

日本でもっとも風の強い「基準風速46m」地域は、沖縄県と南西諸島の一部だけ。
40mのレッドゾーンには高知県、鹿児島県がリストアップされています。昨今の台風襲来回数の多さを
考えると、基準風速が低いからといって油断は禁物です。






数々の実験で証明される「耐震性」

世界最大級の振動台で実施された実験

平成17年11月21日、独立行政法人防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は兵庫県三木市に
約450億円の費用をかけて造った世界最大級の振動台「実大三次元振動破壊実験施設(通称:
E-ディフェンス)」にて、阪神・淡路大震災と同じ震度7クラスを再現した大規模な耐震補強による
木造住宅の耐震性を比較しました。同研究所の従来までの実験では、住宅メーカーから提供された
新築物件を揺らす必要があると判断し、実験に使う住宅2棟を選び、移築したまま手を加えない住宅
(無補強)、耐震補強を施した住宅(補強)を同時に揺らしたうえで、その倒壊状況を比較しました。
結果は予想通り、無補強の住宅は、十秒足らずで二階が一階を押しつぶして支柱、壁面とも崩れ、
激しく倒壊。一方、現在の耐震基準を満たすように壁や柱を補強した住宅は、一部の壁が崩落する
などしたが、倒壊せずに実験前の姿勢を保ったという、見事なまでに明暗が分かれました。
ここで注目したいのが瓦屋根です。倒壊した無補強の住宅は、屋根についてはほとんど損傷が
見られませんでした。この実験で使用された屋根材は瓦であり、実験で採用された瓦の施工方法
こそがガイドライン工法です。


倒壊した無補強の住宅は、屋根についてはほとんど損傷が見られませんでした。


実験は、無補強の住宅の二階部分が一階を押しつぶしていることが写真からはっきり
見てとれますが、これは瓦屋根の重さによるものではなく、柱や壁の耐力不足にあります。
柱や基礎が老朽化していたり、壁のバランスが悪い場合に倒壊する事例が多いようです。

建築基準法では、屋根の種類によって躯体の強度を決めることになっています。
屋根にあわせて柱の太さや壁の量を決めるのがルールです
「屋根を軽くすれば耐震性能が向上する」というものではありません。